
iDeCoがスタートして暫くは、iDeCoするならSBI証券か楽天証券なら間違いない!という時代が続いていました。
それは今では当たり前になりつつある口座管理手数料が0円というのと、商品数が多く選べる幅が広いというのが大きかったでしょう。
マネックス証券は2017年にiDeCoに参入なので後発になりますが、一気にSBI証券、楽天証券に並ぶ存在になりました。
後発ならではの強みといいますか、求められてるところをキッチリおさえたサービスや商品を揃えています。
具体的には
- 口座管理手数料はもちろん無条件で0円
- 受給方法の自由度が高い
- 業界最安水準の低コスト商品を揃えている
利用者が求めていることをシンプルに追求した感じです。
私はSBI証券でiDeCoをはじめましたが、そのときにマネックス証券があれば間違いなくマネックス証券を選んでいたと思います。
それではもう少し詳しく見ていきましょう。
口座管理手数料0円
これはiDeCoの金融機関を選ぶ上では必須だと思います。
今現在無条件で0円なのはマネックス証券を含めて6つ。
(SBI証券、楽天証券、松井証券、大和証券、イオン銀行)
他の金融機関だと口座管理手数料として毎月140~450円ほどかかります。もし450円の金融機関を選んでしまうとそれだけで年間5,400円も経費としてかかってしまいます!
iDeCoは長期で積み立てていくので毎月かかる経費は安いほうが絶対にいい!
なので口座管理手数料0円は必須事項です。
受給方法の自由度が高い
これは加入するときにあまり意識してない方も多いかもしれないですが、iDeCoの節税効果を最大限に得るには受給方法が選べることは重要です。
勤務している会社の退職金はいくらなのか?iDeCo以外の公的年金はいくらもらえるのか?iDeCoの加入期間やいくら積み立ててきたのかなどによって、受け取り方で税金がかなり変わってきます。
人によっては100万円以上税金が変わるのでiDeCoの受け取り方はすごく大切です。
マネックス証券では一部を一時金として、残りを年金として受け取れる併給ができます。
さらに年金として受け取る期間も5~20年の範囲で1年単位で設定できます。
iDeCoの受給方法で比べたときにマネックス証券は一番自由度が高い金融機関の一つです。
これから先他の金融機関でも受け取り方を選べるようになっていくかもしれないですが、現時点ですでに受給方法は優れていると思うので安心ですね。
業界最安水準の低コスト商品を揃えている
マネックス証券が優れている点はなんと言ってもこれでしょう。
資産クラス別にインデックスファンドの信託報酬を他の金融機関と比べてみると、ほとんどの資産クラスで最安水準となっております。
今現在25本の商品がありますが、どれも厳選されて無駄のないラインナップだと思います。
2018年5月1日施行された「確定拠出年金法等の改正」で運用商品の上限数が35以下になったので、まだ10増やす余裕があるというのもいいですね。
SBI証券や楽天証券は商品数が上限であったり、ギリギリの数なので増やすのが難しいでしょう。
これからより良い商品がでてもなかなか入れ替えるというのは厳しそうです。(SBI証券のセレクトプランのように別に新しいラインナップで作る可能性はあります)
それでは具体的におすすめの商品を紹介していきます。
マネックス証券で買いたいおすすめ商品
私はiDeCoで長期的に(最低でも10年以上)積み立てながら運用していくならコストが低いインデックスファンドで、株式100%がいいという考えです。
もちろん株式100%はリターンを狙えるぶんそれだけリスクも高くなりますが、長期の積み立て運用ならリスクある程度下がるからです。
iDeCoの場合は受給する年齢が近づいてくればリスクの少ない債権などに手数料などかからず、気軽にスイッチングもできるのでそこまで固く考えすぎなくてもいいと思います。
(ただし下がったからなどの理由ですぐにスイッチングするのはやめたほうがいいです)
マネックス証券では基本的に各資産クラスで信託報酬の最安水準の商品が揃えられているので、自分なりのポートフォリオを組むにはもってこいだと思います。
私自身は
国内株式(20%)先進国株式(60%)新興国株式(20%)
ほどの割合になるように買っています。
この割合の理由としては将来的に日本の成長はあまり期待できないこと、先進国(主に米国)の成長はまだまだ期待できること、新興国はリスクは高いが成長性に期待できることを踏まえて決めました。
もちろんこれが正解というわけではありません。自分のとれるリスクや考えで変えていけばいいと思います。
その中でもまずメインとして考えているのが先進国株式。
先進国というくくりの中にはアメリカをはじめヨーロッパなど様々な国が含まれています。もちろん日本も先進国に含まれているんですが、ここでは別で考えています。
先進国の中でもこれから成長が期待できるのが米国です。
ヨーロッパなどこれから大きな成長はなかなか厳しそうなので、主に米国の成長に期待して投資したいと思います。
ということを踏まえましておすすめの商品を紹介していきます。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
S&P500とはニューヨーク証券取引所とナスダックに上場している主要米国企業の中から選出された大型500銘柄からなる指数です。
このS&P500指数は投資の神様とも言われるウォーレン・バフェットが妻に勧めたというのは有名な話です。
信託報酬が0.1728%以内とまた低コストなのもいいですね。
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
先進国株式インデックスで信託報酬は0.11772%以内
と現在の先進国株式インデックスの中では最安コストです。
ベンチマークはMSCI コクサイ・インデックス。
このMSCI コクサイ・インデックスは米国株が約65%の割合で、残りはヨーロッパなど日本を除く先進国から構成されています。
このeMAXIS Slim 先進国株式インデックスだけでも米国株が65%なのでこれで十分だという方は先進国株式の枠はこれ1本でいいと思います。
米国株の割合を多く持ちたい方は先程紹介したeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)と組み合わせてもいいと思います。
DIAM DC 国内株式インデックスファンド
これは国内株式インデックスでベンチマークは東証株価指数(TOPIX)です。
TOPIX連動の国内株式インデックスの中では現在、最安コストの信託報酬0.1674%です。
国内株式インデックスのベンチマークは他に日経平均株価(日経225)とJPX日経インデックス400もありますが、TOPIXのほうが分散性がありますしコストも低いのでこれ1択でいいでしょう。
eMAXIS Slim 新興国株式インデックス
これは新興国株式インデックスで信託報酬は0.20412%
現在の新興国株式インデックスの中では最安コストです。
ベンチマークはMSCI エマージング・マーケット・インデックス
新興国24か国の大・中型株式に投資します。
今年(2018年)は成績は良くなかったですが、伸びるときの爆発力はすごいのでこれからに期待したいところです。
まとめ
私がおすすめなのは今回紹介した4つの商品
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
- DIAM DC 国内株式インデックスファンド
- eMAXIS Slim 新興国株式インデックス
この4つはすべて現在の各資産クラスのインデックスファンドでは最低コストで、これを自分なりに組み合わせてポートフォリオだけで十分だと思います。
何事もシンプルが分かりやすくていいです。
もちろんリスクをもっと下げたい場合は債権を組み合わせてもいいと思います。
マネックス証券では国内債券、先進国債券、新興校債券ともにすべて現在の最低コストの商品を揃えてるのでそのへんも抜け目ないです。
その他インデックスファンドと株式のみを除いておすすめなのは、アクティブファンドでは人気のある
- ひふみ年金
- SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ<DC年金>
このあたりはアクティブファンドなのでコストは少し高いですが、リターン実績は素晴らしいと思います。
ポートフォリオに組み入れるのはありだと思います。
あとはバランス型で
- eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
こちらは国内株式・先進国株式・新興国株式・国内債券・先進国債券・新興国債券・国内REIT・先進国REITを12.5%(8均等)ずつ投資できます。
リバランスも勝手にしてくれるので楽ちんです。
ただし株式とREITで62.5%あるのでそこそこリスクは高いです。
バランス型=リスク低いではないのでお気をつけください。
以上がマネックス証券で私が買いたいと思うiDeCoの商品です
マネックス証券は最低コストのインデックスファンドを揃えていますし、受給方法も重度が高いのでiDeCoを始めるなら間違いない金融機関です。
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