投資をする上でコストの意識はとても大切です。
高利回りだと思っていたのに実はコストが高くて思ってたほど利回りがよくなかったなんて、バカバカしいことはありません。
今回はソーシャルレンディングサービスで人気のオーナーズブックのコストについて詳しく見ていきたいと思います。
オーナーズブックのコストは?
そもそもコストとは投資をしていく上での費用ですね。
当たり前ですが、コストは低ければ低いほどいいです。
まずは口座開設や維持費、案件取引にかかる手数料です。
・会員登録 無料
・口座開設 無料
・口座維持 無料
・案件取引 無料
会員登録から口座開設、口座の維持費や案件取引にかかる手数料はすべて無料です。
例えば投資信託などは買うとファンド維持費として信託報酬がずっとかかってきますし、売買手数料もかかるファンドもあります。(売買手数料が無料の投資信託はノーロードといいます)
節税効果などでお得だと言われているiDeCo(イデコ)は、
・加入時2,777円+年間にかかるもろもろの手数料が最低でも2,004円+選んだファンドの投資信託
が必要なこのあになってきます。
このあたりのコストがオーナーズブックではゼロ!これはありがたいですね。
では、すべての手数料が無料なのかというとそうではありません。
オーナーズブックで唯一かかる手数料は
・入金手数料(金額は各銀行による)
・出金手数 300円(消費税別)
この2つのみです。
入出金のコストを減らす方法
ではこのコストをできるだけ減らす方法はあるのでしょうか?
まず、オーナーズブックの口座に入金する場合は振込無料のネット銀行を使います。
おすすめのネット銀行は、無条件で他行宛振込手数料が月1回無料になる
・住信SBIネット銀行
・ソニー銀行
です。
この2つの銀行口座は持っていて損はないでしょう。
あと、メインの銀行として使っていれば楽天銀行もおすすめです。
条件はありますが(口座に10万円入っていれば月1回無料)ハードルは低いですし、ランクが上がれば無料回数も増えていきます。
(少し前まで簡単に最高ランクにする裏技があったんですが、使えなくなりました・・・)
出金については一律で300円(税別)かかってくるので、極力出金はぜずに再投資する。
出金するときはまとめて一気にする。
ということくらいでしょうか。
オーナーズブックの税金について
コストとは別枠ですが、税金についても忘れてはいけません。
まず、オーナーズブックに投資をしてもらえる分配金には、源泉徴収税として20.42%が自動的に引かれます。
この20.42%は必ず引かれる税金なので覚えておいてください。
年間20万円以上の利益なら確定申告が必要
そして年間20万円以上の利益がある場合は確定申告が必要になります。
これはオーナーズブックだけではなく、給与所得以外の他の副業などの利益も合わせた額です。
オーナーズブックの所得区分は原則、雑所得になります。
雑所得は給与所得など、他の所得と合算してその金額によって税率が変わります。(所得が高いと税金も高くなります)
基本的に年間20万円以下の利益なら確定申告の必要はないですが、給与所得があまり高くない人は源泉徴収された20.42%の税金が戻ってくることもあります。(逆に所得が高い人は追加で納付しないといけないことも)
このあたりは人によっていろんなケースがあるので、正確な情報は納税先の税務署、税理士さんなどに相談してください。
まとめ
オーナーズブックのコストや手数料に関して書いてきましたが、基本的には
・入金手数料(金額は各銀行による)
・出金手数 300円(消費税別)
だけなので、コストはあまり考えずはじめやすい投資といえます。
手数料をできるだけ抑える方法としては、
・振込無料のネット銀行を使って入金
・できるだけ出金は抑えて再投資&まとめて出金
を意識していくといいですね。
税金に関しては基本的に他の投資などでの所得と変わらないですね。
年間20万円以上の利益(オーナーズブックと他の利益含め)がなければ確定申告はしなくてもいいです。
とりあえずはこのへんだけ抑えておけば問題ないかと。