IPO投資で稼ぎたいなら、少しでも当選確率を上げることが重要です。
当選確率を上げる細かいテクニックは色々ありますが、1番の方法は「より多くの抽選に参加する」こと。
当たり前ですが、いっぱい参加すればそれだけ当たる確率はあがります。ただし、そのためには抽選に参加するための資金も多く必要になります。
潤沢な資金がある方はいいですが、私のように限られた資金ではそれほど多くの申込みができません。
そんな人が少しでも当選確率を上げるには、今回紹介する資金0(前受金なし)でIPOに申し込みができる証券会社はとても強い味方になります。
資金0(前受金なし)でIPO申し込みとは?
まずはじめに資金0(前受金なし)でIPO申し込みできるとはどういうことなのか?
一般的な証券会社でIPOに申し込みをする場合、申し込むIPOの株を買うだけの資金が口座にないと申し込みができません。(厳密には口座に資金を入れておかないといけないタイミング、資金拘束のタイミングは証券会社によって色々あります。ここでは割愛しますが、とりあえず基本的に申込むときには資金がいると思っておきましょう)
資金0(前受金なし)でIPO申し込みができる証券会社の場合、当選してから入金すればOKです。
つまり一般的な証券会社だと資金が沢山ないとIPOに申し込める数は限られるけど、資金0で申込めると資金に余裕がなくても抽選に参加できるので、当選確率を上げることができます。
これはIPO投資をするならやらなきゃ損ですよ!資金なしで当選確率を上げれるわけですから。
資金0でIPO申し込みできる証券会社ランキング
今現在(2019年5月時点)で資金0でIPO申し込みできる証券会社は8社です。
できればすべての証券会社の口座開設したほうがいいですが、口座は絞って開設したい!という方のためにランキングにしたので参考にしていただければと思います。
証券会社 | 幹事(2018年合計) | 主幹事(2018年) | 抽選配分の割合 |
1位 野村證券 | 44件 | 26件 | 10% |
2位 岡三オンライン証券 | 50件 | 0件 | 100% |
3位 いちよし証券 | 29件 | 1件 | 10% |
4位 松井証券 | 9件 | 0件 | 70% |
5位 ライブスター証券 | 5件 | 0件 | 100% |
6位 エイチ・エス証券 | 11件 | 0件 | 10% |
7位 むさし証券 | 14件 | 0件 | 10% |
8位 DMM.com証券 | 0件 | 0件 | 100% |
ランキングは私の独断と偏見ですが、基本的に幹事、主幹事の件数と抽選配分の割合で順位をつけました。
幹事数などは2018年しかデータは載せてないですが、これ以前の件数も多少前後はありますがそれほど大きな差はないです。
もちろんこれから先はわからないですが・・・(岡三オンライン証券のように一気に幹事数が増えることもありますし)
正直なところ6位までいくとそれ以下はそんなに変わりません・・・6位まで口座開設するならもう全部開設しちゃいましょう(笑)
それではもう少し細かく見ていきます。
1位 野村證券
資金0(前受金なし)でのIPO投資には必須の証券会社です。
抽選配分の割合は10%と低いですが、何より主幹事がトップクラスの多さなので十分当選を狙えます。
(主幹事になると割当株数がとても多くなるので当選確率が格段に上がる)
※当選は基本的に1単元なので、申し込みは100株でOKです。
2位 岡三オンライン証券
岡三オンライン証券は主幹事はないものの幹事件数は50件とトップクラス。
2017年は幹事件数が24件だったので一気に2倍になりました。
2019年に入ってからも幹事が多いので資金0でのIPO投資には必須といえます。
抽選配分の割合は100%ですが、完全平等抽選は10%で残りはステージ制の優遇抽選へと配分されます。
※岡三オンライン証券の注意点として、当選して次の日までとかに資金を入れないといけないので、とりあえず当選したらすぐに入金してください!
※当選は基本的に1単元なので、申し込みは100株でOKです。
3位 いちよし証券
少し前までは電話でしか申し込みできなかったんですが、ネットからもIPO申し込みできるようになりました。
抽選配分の割合は10%で完全平等抽選。
幹事もそこそこ多く、主幹事もたまにあるのでこちらも口座開設しときたいですね。
※ただ一つ注意点として、当選者には電話で連絡があります。購入期間最終日の前々営業日15時までに連絡が付かない場合は辞退扱いになるので注意してください。
※当選は基本的に1単元なので、申し込みは100株でOKです。
4位 松井証券
松井証券は幹事数はそこまで多くないですが、抽選配分の割合は70%以上で完全平等抽選と、資金0で申し込みができる証券会社の中では当選確率は高いほうだといえます。ここも外せません。
※複数単元で当選する可能性があるので、申し込み枚数は資金を回せる枚数で申し込みしましょう。
5位 ライブスター証券
ライブスター証券は抽選配分が100%の完全平等抽選です。
幹事数は少ないですがここも外せませんね。
※申し込み数量、当選数量は最低単元枚数なので100株までです。
6位 エイチ・エス証券
エイチ・エス証券は抽選配分が10%で、完全平等抽選と優先抽選があります。
完全平等抽選はみんな同じ確率ですが、優先抽選はIPOポイント数によって確率が変わります。
エイチ・エス証券のIPOポイントは売買手数料や建株金額に応じて付与されます。
幹事数は少ないですが、たまに主幹事もあります。
今年(2019年)はすでに主幹事が1つありました。
※当選は基本的に1単元なので、申し込みは100株でOKです。
7位 むさし証券
むさし証券は抽選配分が10%で、完全平等抽選です。
幹事数はここ数年は安定して10件前後あります。
※当選は基本的に1単元なので、申し込みは100株でOKです。
8位 DMM.com証券(DMM株)
DMM.com証券(DMM株)は抽選配分が100%で、完全平等抽選です。
2018年から株式取引サービスが始まり、2019年からIPOもスタート。
ただ、今のところIPOの受付けがあっても割当がなく、申し込みが「失効」となるパターンなのでもう少し頑張っていただきたいところ。
条件は良いのでこれからに期待です。
※申し込み数量は、最低単元枚数なので100株までです。
資金0(前受金なし)のIPO証券会社ランキングまとめ
限られた資金で本気でIPO投資で稼ぎたいなら四の五の言わずに8社すべての証券会社の口座開設して、申し込みましょう。
少しでも当選確率を上げるためには資金0(前受金なし)でのIPO申し込みは必須です。
ただ、資金0で気軽に申し込みできるのはみんななので、倍率はどうしても上がってしまうのでなかなか当選はしません。
当選したらラッキーくらいの軽い気持ちで、継続していくことが重要です。
もちろん公募割れしそうなIPOは申し込みしなくてもいいですが、とりあえずすべてのIPOに申し込みして、評判が悪そうだったら当選してもキャンセルすれば問題ないです。(キャンセルでのペナルティーは8社ともありません)
一応私の独断と偏見でランキングにしているので、絞って口座開設したいかたは参考にしていただければと思います。