IPO投資をはじめるなら絶対おすすめの証券会社

IPO投資をするには、まずはじめに証券会社の口座を開設しないといけません。

証券会社にもいろいろとあってIPO投資に有利な証券会社もあれば、不利な証券会社もあります。

今回はIPO投資をするのにおすすめの証券会社を紹介します。

IPOで選ぶ証券会社の基準

IPO投資をする証券会社を選ぶ基準としては何よりもまず「抽選に当たるか」です。もうこれがすべてと言ってもいいでしょう。

抽選に当たる確率を少しでも上げるために証券会社は1つではなく、複数口座を開設します。
複数の口座があることで単純に申し込み数を増やせるのと、主幹事の証券会社からの申込みができればさらに当たりやすいので、その確率も上がります。

では抽選に当たる確率を上げるための、証券会社を選ぶポイントはというと。

  • IPOの取扱が多い
  • 主幹事が多い
  • 抽選方法
  • 口座数
  • 資金0円で申込み可能
  • 同一資金で申込み可能
  • 資金拘束のタイミング
  • 後期型の証券会社


一つずつ見ていきましょう。

IPOの取扱が多い

IPOは証券会社によって取扱数が変わります。
2018年のIPOで取扱数が一番多かった証券会社はSBI証券で約90社。

2018年のすべてのIPOの数が95だったので、SBI証券の口座があればほとんどのIPOの抽選申込ができたことになります。

IPOが少ない証券会社だと年10社もないので、それだけチャンスも少なくなります。

主幹事が多い

主幹事とはIPOの売り出しにおける複数の幹事会社の代表のこと。
主幹事になると当選本数がかなり多くなるので、それだけ当選の確率もグンとあがります。

IPOの銘柄によって主幹事になる証券会社はバラバラです。主幹事になることが多い証券会社もIPO投資には欠かせません。

抽選方法

抽選方法も証券会社によって違います。

  • 完全平等抽選(機械による一人一票抽選なので平等)
  • 完全抽選(機械による抽選。資金が多いほど有利)
  • 店頭配分(証券会社のお得意様などに配られる)


基本はこの3つで、資金の少ない個人投資家が狙うのは上の2つです。

証券会社によって決まっている当選本数のなかで、例えば30%は完全平等抽選で70%は店頭配分など割合が決まっています。

完全平等抽選完全抽選に回される当選本数の多い証券会社がおすすめです。

口座数

口座数が多ければそれだけライバルも多いということです。なので、口座数は少ないほうが有利です。

ただ、口座数はそれほど気にしていても仕方がない部分ではあるので、参考程度にしておきましょう。

資金0円で申込み可能

基本的にIPOの申込みをするときは、申込みをするIPOが買えるだけの資金が口座にないといけません。

なので資金が少ないうちはなかなか申込める数が少なく、当たる確率が低いです。

そんな方に是非オススメしたいのが、申込み時に資金0で抽選できる証券会社です。少ない資金でも当選確率を上げるために必須なので、忘れず開設しときましょう。

ちなみに当選したときには、購入申込み期間中に入金して、購入申込みします。当たり前ですが、当選してもIPOが買える資金を持ってないと買えません。

同一資金での申込みが可能

同一資金での申込みができるとは、例えば資金が30万円あってA銘柄(20万円)とB銘柄(30万円)があったとき、どちらも申込みができるということです。
(さらに他の銘柄があっても30万円までなら同時に申込めます)

同一資金で申込みができない場合は、A銘柄、B銘柄の2つを申込むには50万円必要になるので、資金効率の面でかなり差が出ます。

この同時資金で申込みができるかどうかは、次の資金拘束のタイミングによって変わってくるので注意してください。

資金拘束のタイミング

資金拘束のタイミングも証券会社によってバラバラです。資金が少ない個人投資家は資金効率を良くして、いかに当選確率を上げれるかが重要です。

そのためは資金拘束のタイミングを把握しておきましょう。


資金拘束されるタイミングは基本的に4パターン「申込み時から」「抽選実施時から」「当選が確定した時」「購入申込み時から」となります。


この4つの中で1番タイミングの早い「申込み時から」の場合は、申込みの時点で資金拘束されてしまうため、同一資金での申込みができません。

「抽選実施時から」「当選が確定した時」は同一資金での申込みはできますが、注意しないといけないのは、抽選日が同一日であれば抽選対象外の可能性があります。

最後に「購入申込み時から」ですが、これが1番資金拘束のタイミングは遅く、資金0で申込みができる証券会社に多いです。もちろん同一資金での申込みができます。

後期型の証券会社

後期型とは抽選日が遅い証券会社のことです。

この抽選日の差を活用することで、同じ資金で同じIPOに2回抽選申込みすることができます。

簡単に説明すると前期型の抽選で落選したら、後期型の証券会社に資金を移動してもう一度抽選するということです。

資金効率と当選確率が上がるので、後期型の証券会社も活用していきましょう。

IPO投資におすすめの証券会社

これまで書いてきたポイントを踏まえて、IPO投資におすすめの証券会社を表にしてみます。

証券会社名     IPO数(主幹事) ※1抽選方法    資金0で抽選同一資金 ※2
SBI証券91(12)
完全抽選できない
SMBC日興証券73(25)完全平等抽選できないできない
マネックス証券53(0)完全平等抽選できないできない
野村證券 44(26)完全平等抽選できる
松井証券9(0)完全平等抽選できる
岡三オンライン証券50(1)完全平等抽選できる
ライブスター証券5(0)完全平等抽選できる
岩井コスモ証券35(0)完全平等抽選できないできない
カブドットコム証券25(0)完全平等抽選できないできない
みずほ証券78(23)完全平等抽選できない
大和証券33(12)完全平等抽選できない

※1 IPO数は2018年の数字です
※2 ○は同一資金で抽選できるが、抽選日が同日の場合できない可能性があります。◎はできます。
※ この中で後期型の証券会社は岩井コスモ証券とカブドットコム証券です。

とりあえずIPO投資をはじめるなら、上で紹介した証券会社はすべて口座開設してたほうがいいです。
1個するのも11個するのも手間は(そんなに)変わりません!

私の経験上はじめにまとめて開設してたほうが絶対にいいです。手順も必要な書類もどこも変わりませんし。
後からやろうと思っても面倒くさくなってなかなかやりません・・・

口座開設に費用は一切かからないので、エイヤッとやっちゃいしょう。


資金が特に少ないときはどうするべきか

とりあえず口座開設は一気に済ませてしまうとして、まだ資金が少ないうちはどこをメインに使えば良いのか。

私の考えはとりあえず資金0で申込めるところはすべて申込んで、メインは「SBI証券」を使います。
同一資金で申込みもできますし、はずれるとIPOチャレンジポイントというのが貯まって、そのポイントを使うことで当選確率が上がるからです。

IPO数も主幹事もそこそこ多いのでまずはSBI証券をメインに、少し余裕が出てきたら「SMBC日興証券」「マネックス証券」も当選しやすい証券会社なので、そこからも抽選申込していくといいでしょう。

参考にしてみてください。

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