オーナーズブックのメリット・デメリットをわかりやすく解説

1万円から気軽に不動産投資ができるソーシャルレンディング(貸付型・融資型クラウドファンティング)で大人気のオーナーズブック(OwnersBook)

今回はこのオーナーズブックのメリットとデメリットについて、わかりやすく解説していきたいと思います。

オーナーズブックのメリット

まずはじめにオーナブックで投資をするメリットから。

1万円から手軽に不動産投資できる

オーナーズブックは1万円という少額から、クラウドファンディングを利用して不動産投資ができます。

不動産投資というと素人にはなかなか手が出せないジャンルというイメージですが、オーナーズブックを利用すればほったらかしの簡単投資ができます。

予定運用期間は1年~3年くらいまでで、大体2年前後の案件が多いです。

運営会社の信頼性と安心感

オーナーズブックを運営しているロードスターキャピタル株式会社は、2012年3月に会社を設立し2017年9月に東証マザーズ市場に株式上場しています。

上場するためには厳しい条件があり、それをクリアするためには事業内容や経営体制がしっかりしていないとできません。

そして事業内容の情報開示をしないといけないので、透明性が高く安心感もあります。


ソーシャルレンディングで運営会社が倒産すると、大きな損失が出てしまう可能性があります。

運営会社に信頼性と安心感があるのはとても重要です。

安定した利回りと高利回り案件も

オーナーズブックの投資案件は予定利回り(年換算)4%~5%くらいがほとんどで、たまに6%のものもあります。

これは他のソーシャルレンディングと比べるとそれほど高い利回りとは言えませんが、安定しており先程の運営会社の信頼性と合わせてオーナーズブックの優れているポイントだと言えます。

そして、今までの案件で元本割れが起こったことは一度もありません。(2019年6月現在)


ちなみに予定利回り5%・予定運用期間が1年の案件が、運用期間が7ヶ月で終わり確定利回り(年換算)14.6%という高利回りになったものもあります。

14.6%ともなればかなりの高利回りといえます。
さすがに狙っては難しいですが、そうなればラッキーですね。
運用期間が短くなりすぎるのは困りますが・・・

オーナーズブックのデメリット

投資をするうえでデメリットをしっかり把握しておくことは重要です。

元本保証はない

これは当たり前なんですが、一応。

オーナーズブックはクラウドファンディングを利用した不動産投資です。元本割れするリスクはあります。

そのリスクがあるからこそリスクのほとんどない大手銀行の金利(0.001%)よりはるかに高い利回り(4~6%ほど)が貰えるわけです。


とはいえ、メリットでも書きましたがオーナーズブックでは今まで一度も元本割れした案件はありません。(2019年6月現在)

ただし、これから先絶対に元本割れしないということではないので、リスクの取れる資金ではじめましょう。

途中解約できない

ソーシャルレンディングでは一般的なことですが、投資をしている案件の途中解約はできません。

急にお金が必要になって焦ることがないように、余剰資金での投資をしましょう。

運用期間が予定より短くなることがある

オーナーズブックでは予定運用期間通りに運用が終わる「満期償還」と、運用期間が短くなる「期限前償還」があります。

今までの案件を見てみると最近は「期限前償還」ばかりで極端に短くなった案件では、予定で2年2ヶ月なのが3ヶ月で償還されているものもあります。

期限前償還の場合は予定利回りが(年換算で)上がる事が多いですが、運用期間が短くなると当然トータルの配当は少なくなります。


すぐに次の投資に資金を回せればいいですが、オーナーズブックはそれほど新規募集される案件は多くないですし、別の口座に資金を移すのも手数料がかかるので資金効率が良いとは言えません。

予定運用期間はあくまで「予定」であることを頭に入れておいたほうがいいでしょう。

不動産投資のみなので分散投資できない

オーナーズブックは不動産投資に特化したソーシャルレンディングなので、不動産以外に分散投資することはできません。

余剰資金の投資をすべてオーナーズブックに回すのではなく、不動産以外にも「分散投資」をしたほうがいいでしょう。

人気の案件は一瞬で募集が終了

いわゆるクリック合戦というやつですね。
案件の募集総額に到達した時点で募集は終了します。ほとんどの案件は数分ほどで終了していますね。

これは募集開始時間に申し込みしないと間に合いません。
ですが、募集予定の日は大体平日の18時~とかなのでタイミングが合わないとなかなか投資ができない・・・

こういう投資家の方も多いと思います。
狙った案件のときはどうにか募集開始時間前にパソコン又はスマホで、いつでも申し込みできる状態にしたいですね。

まとめ

オーナーズブックのメリットとデメリットをまとめてみましょう。

オーナーズブックのメリット

  • 1万円から手軽に不動産投資できる
  • 運営会社の信頼性と安心感
  • 4~6%の安定した利回り(たまに10%超えの高利回りも)

オーナーズブックのデメリット

  • 元本保証はない
  • 途中解約できない
  • 運用期間が予定より短くなることがある
  • 不動産投資のみなので分散投資できない
  • 人気の案件は一瞬で募集が終了


オーナーズブックは運営会社の信頼性と、安定した利回りから初心者にもはじめやすいソーシャルレンディング業者だと言えます。
 
もちろん元本保証はなく、途中解約ができないリスクがある投資なので「余剰資金での運用」は徹底しましょう。


あとオーナーズブックは不動産投資のみなので、あくまでも一つの投資先として使うべきです。余剰資金のすべてをオーナーズブックのみで運用することは賢明とは言えません。

他のソーシャルレンディングや投資信託なども併用して「分散投資」も心がけましょう。


銀行よりはるかに高い利回りでの運用が簡単にできるので、まずは少額から試してみるのがいいかもしれません。

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オーナーズブック(OwnersBook)公式サイト