
不動産に特化したソーシャルレンディングサービスで人気のオーナーズブック(OwnersBook)
今回はオーナーズブックの特徴から評判までわかりやすい解説していきます。
オーナーズブック(OwnersBook)の特徴は?
オーナーズブック(OwnersBook)はロードキャピタル株式会社が運営を行っているソーシャルレンディングサービスです。
ソーシャルレンディングとは貸付型クラウドファンディングとも呼ばれます。
簡単に言うと「お金を運用したい人、企業」と「資金を必要とする人、企業」を結びつけるサービスです。
つまりオーナーズブックを通して、「お金を運用したい人」が「借りたい企業」にお金を貸して、貸したお金の利息を貰う投資です。
もちろん投資なので元本が保証されているわけではありません。
貸し倒れのリスクはあるので、リスクの取れる余剰資金での投資をしましょう。
運営会社の信頼性が高い
オーナーズブック(OwnersBook)を運営しているロードキャピタル株式会社は上場企業です。
上場するには厳しい条件があり、それをクリアできる事業内容や経営体制があること、情報開示も必要になるので透明性と信頼度は高いです。
ソーシャルレンディングは運営会社が倒産すると大きな損失になる可能性があるので、運営会社の信頼度が高いのも人気の理由です。
不動産投資
オーナーズブックでは不動産のプロが厳選した案件を担保に使われます。
投資案件のエリアは資金回収のしやすさなどの理由で東京中心です。
ソーシャルレンディングサービスの中でもオーナーズブックは、不動産投資に特化しています。
1万円から投資可能
オーナーズブックは1口1万円から投資できます。
気軽にはじめれるのも人気の理由です。
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全案件不動産担保付き(エクイティ型を除く)
オーナーズブックで募集される貸付型の案件はすべて不動産担保付きです。
(2018年8月からスタートしたエクイティ型の案件は保証はなく、リスクは高くなりますが、その分利回りは高いです)
利回りは4~6%(年換算)ほど
オーナーズブックのほとんどの案件は予定利回りが4~6%(年換算)です。
今までの案件の中には予定より早期に担保物件が売却され、14%以上(年換算)の利回りになったものもあります。
オーナーズブックのいい評判
次にオーナーズブックのいい評判について書いていきます。
多くの人に支持されているオーナーズブックですが、どういったところが人気のポイントなのでしょうか。
安心感があり堅実な投資ができる
先程も書きましたが、オーナーズブックを運営するロードキャピタル株式会社は上場企業です。
ソーシャルレンディング事業者の中で上場して、財務状況なども公開しているのは今のところオーナーズブックだけです。(TATERU Fundingも上場企業でしたが今のところ新規募集などはありません)
その信頼感と透明性は評価されているところです。
他にも
投資のプロが厳選した案件
これも評価されているポイントです。
オーナーズブックは不動産のバックグラウンドを持つのでノウハウもあり、不動産のプロが選んだ案件を自社評価だけではなく、外部評価も得た上で掲載しています。
そして不動産の知識がない方にもわかりやすく、リスク分析などわかりやすく書いてくれているのでありがたいです。
LTV率が低い
全案件不動産担保付き(エクイティ型を除く)と先ほど書きました。
それだけでも安心感はありますが、オーナーズブックの案件はさらに【LTV率が低い】という特徴もあります。
LTV率とは「借入比率」といい、資産評価額(担保となる不動産の価値)からどれくらいの割合で(銀行やオーナーズブックから)お金を借りているかという数字です。
このLTV率が高ければ高い程「万が一の時」に資金回収が難しくリスクが高い案件ということになります。
オーナーズブックで募集される案件は、LTV率が大体70~80%くらいまでの低リスクの案件ばかりです。
今まで元本割れゼロ
そしてオーナーズブックでは2019年7月現在までで元本割れは1件もありません。
もちろんこの先はわかりませんが、今のところは返済遅延も発生していません。これも安心感と堅実な投資ができると評価されているところです。
エクイティ型の案件に投資できる
オーナーズブックでは貸付型だけではなく、2018年からエクイティ型の案件もスタートしました。(といっても今のところ2018年8月に募集された1件のみですが)
幅広い条件の案件から選べるというのも評価されています。
このエクイティ型を簡単に説明すると、これまでの貸付型はお金を借りたい企業に【貸付け】て【利息をもらう】というかたち。
エクイティ型は企業に【出資】して、賃料収入や不動産信託受益権の売却による売却益による【配当をもらう】ことになります。
・・・わかりにくいですね(汗)
ざっくり例えばで言うと、マンションのオーナにお金貸して利息もらうポジションから、マンションの(共同)オーナーのポジションになるみたいなイメージです。
貸付型に比べるとエクイティ型はリスクが高くなります。
物件が高く売れればそれだけ大きな利益がもらえますが、安く売れればその分はもろに影響を受けます。
貸付型に比べるとハイリスク・ハイリターンになるということです。
ちなみに2018年8月に募集された案件は想定利回り7%で、これまでの貸付型よりも高いです。とはいえまだ運用中なので結果がどうなるか見ていこうと思います。
オーナーズブックの悪い評判
逆にオーナーズブックの悪い評判も参考にしていきましょう。
利回りが低い
これはちょくちょく言われていることですが、ソーシャルレンディングサービスの中ではオーナーズブックの利回りはそれほど高くないという評価が多いです。
オーナーズブックで募集されている案件の平均利回りは5%前後。
大手銀行の金利は0.001%とかなので、それと比べるとリスクがあるとはいえ5%はかなり高利回りです。
他のソーシャルレンディングサービスでは10%近くの利回りなどもありますが、そこまでいくとリスクがかなり高くなってくる印象です。
(オーナーズブックでも過去の案件で予定利回り5%ほどが、14%を超える利回りになったものもあります)
堅実な投資をしたい方にはオーナーズブックの案件で5%前後の利回りなら、なかなか優良な投資になるのではないでしょうか。
運用期間が短くなることがある
予定された運用期間よりも早期に担保物件が売却されるなどの理由で、運用期間が短くなることも多いです。
1年ほどの予定運用期間が3ヶ月とかになってしまうと、もちろんそれだけ配当が少なくなってしまいますし、次の投資がすぐに決まらなければ期間もあいてしまうので資金効率もよくありません。
ただ早く運用が終わる期限前償還された場合、先程もちらっと書きましたが予定利回りが大きく上がるケースもあります。(予定5%→確定14%など)
運用が早く終わってしまったり、利回りが大きく上がったりするのはなかなか読めないので「そうなる可能性がある」というスタンスで投資する必要があります。
なかなか投資できない
これもよく聞く評判ですが、オーナーズブックは募集開始から数分としないうちに募集完了になってしまいます。
募集開始の前からパソコンやスマホの前でスタンバっておかないと、なかなか投資できません。
募集開始も平日の18:30からとかなので、働いてる人にはなかなか厳しい条件です。
オーナーズブックも先着方式だけではなく、Fundsみたいに抽選方式も取り入れてもらいたいですね。
まとめ
オーナーズブックは不動産のプロが厳選した不動産担保付きの案件に、1万円という少額から投資できます。
運営会社も信頼度が高く透明性があるので、堅実な投資をしたい方にはおすすめできるソーシャルレンディングサービスです。
特に悪い評価などもなく、強いて言えばなかなか投資できないというところでしょうか。
そればっかりはタイミングもあると思うので、チャンスがあれば是非狙ってみてください。
オーナーズブックの口座がない方は口座開設に1週間ほどかかるので、早めに口座開設しておくのをおすすめします。
もちろん口座開設は無料で、年会費などもありません。
オーナーズブックの公式サイトはこちらから↓