付加年金というものをまだまだ知らない人が多いと思います。
私もつい最近知ったんですが・・・
いやいや、これ入らにと絶対に損ですやん!!
と思ってすぐに加入しました。
ここでは僕が付加年金に入らないと損!と思ったメリットや、注意点などについて書いていきます。
付加年金はなぜ入らないと損?メリットは?
付加年金とは国民年金に月400円プラスで払うことで、貰える年金のお金を増やせますよーって制度です。
たった400円ですけど、これがなかなかデカイです!
具体的な数字で見てみましょう。
まず例として私の場合で考えてみます。
34歳から60歳まで26年間付加年金を払ったとしたらいくら貰えるのか?
まずトータルで支払う金額は
1年4800円×26年=124,800円
付加年金は「200円×付加保険料納付月数」の金額を貰えます。
つまり私の場合は
200円×312ヶ月(26年)=62,400円
この金額が65歳から年間で貰える額になります。
これだけだとよくわからないと思うので、表にしてみましょうか。
年齢 | トータルで貰える付加年金の額 |
---|---|
65歳 | 62,400円 |
66歳 | 124,800円 |
67歳 | 187,200円 |
70歳 | 312,000円 |
75歳 | 624,000円 |
80歳 | 936,000円 |
85歳 | 1,248,000円 |
わかるでしょうか?
私が支払う付加年金額はトータルで124,800円
それが2年で支払った124,800円が返ってきます。
すごいのはここからで、それ以降は毎年62,400円丸儲けなわけです!!
80歳まで生きたら掛けた金額を引いて80万円以上のプラスです!
今の日本の平均年齢が男性で80歳、女性で87歳くらいなので入らないと損!と言っていいレベルでしょう。
もちろん65歳で死んだら?と言われたら、仕方がないとしか言えません(笑)
何にでもリスクはありますし、今は長生きするリスクのほうが大きいと感じています。
ただ言えることは、これほどお得な金融商品などは他にありません。
付加年金の注意点
付加年金にもいくつか注意点あります。
誰でも加入できるわけではない
付加年金に加入できるのは国民年金の第1号被保険者です。
つまり自営業者の人とかですね。
学生や、公務員や会社員の方(厚生年金加入者)、主婦(主夫)の方は加入できません。
あとは国民年金の第1号被保険者の人でも以下の場合は加入できません
国民年金を免除してる
免除しているということは国民年金を払う余裕がないということなので、免除している期間は付加年金には加入できません。
このへんはiDeCoや国民年金基金も同じです。
昔の国民年金料を免除しているのはまた別です。
付加年金に加入する月から、国民年金を全額払えれば加入できます。
国民年金基金に加入している
国民年金基金に加入していると付加年金に入れないというよりかは、国民年金基金にはすでに付加年金にあたるものが含まれています。
2重にならないために、加入できないんですね。
お金に余裕があれば国民年金基金に加入すればいいと思います。
又は付加年金に入って、お金の余裕があればiDeCo。
付加保険料の納付は申し込んだ月分から
付加年金は申し込んだ月からしか納付できません。
払ってたほうがお得やし、昔の分もまとめて払おーっていうのはできません。
あくまでも申し込んだ月からなので、将来の年金を少しでも増やそうと思ったらできるだけ早く申し込みに行きましょう。
ちなみに日本年金機構のサイトで注意点として
【納期限を経過した場合でも、期限から2年間は付加保険料を納めることができます。】
と書いてますが、これは申し込みした後のことですので。一応
とりあえずの注意点としてはこれくらいでしょうか。
付加年金の申込み方法。必要なものは?
最後に付加年金の申し込み方法です。
申し込みの手続きができる場所は、住んでるところの市(区)役所、町村役場または近くの年金事務所です。
必要なものとしては
- 年金手帳
- ハンコ
といっても、どちらも絶対必要というわけではないです。
申し込み用紙に基礎年金番号を書かないといけないので、年金手帳があればスムーズです。
番号がわかれば持っていく必要はないです。
あと申し込み用紙にハンコを押すところもあったんですが、ハンコは求められなかったです。
でも一応持って行ってたほうが安心かなー的な。
申し込みは役所が空いてれば10分もかからずに終わります。
簡単なので付加年金もそのうち入ろかなーと思ってる人は、ちゃっと行って終わらしちゃいましょう。