iDeCo(イデコ)楽天証券で買いたいおすすめ商品

iDeCoを始めるときはまず金融機関を選ばなければなりません。

商品や手数料など金融庁によって決められているつみたてNISAとは違い、iDeCoは金融機関によってかなり差があります。買える商品もそうですし手数料などもバラバラです。

金融機関を選ぶ上でのポイントは、

  • 口座管理手数料は無料であること
  • 買いたい商品があること

この2つは基本です。

楽天証券は初期のころから無条件で口座管理手数料は無料です。

iDeCoに加入できる金融機関では、経費が一番安い証券会社の1つです。

(その他の口座管理手数料が無料の金融機関2018年11月現在→SBI証券、マネックス証券、松井証券、大和証券、イオン銀行)

今iDeCoで選ばられる金融機関は口座管理手数料は無料は当たり前で、より低コストのインデックスファンドやそこでしか買えない商品があるところです。

楽天証券では最安値までとはいかないですが、十分低コストのインデックスファンドや楽天証券でしか買えない商品をそろえています。

今回は楽天証券でiDeCoに加入するならどんな商品がおすすめなのかまとめてみました。

楽天証券で買いたいおすすめ商品

楽天証券でiDeCoをはじめるならなんといってもおすすめなのはこの2つでしょう

  • 楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI) 信託報酬0.1696%
  • 楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天VT) 信託報酬0.2296%

いわゆる米国株ETFの「VTI」と「VT」の投信版です。

今現在(2018年11月)iDeCoでこの2つを買いたいならは楽天証券でしか買えません。

これが今のところ楽天証券でiDeCoをする最大の理由になりそうです。

iDeCoでの限度額は人によって違います。例えばサラリーマンの方なら月23,000円がマックスなので、その枠をすべて楽天VTIか楽天VTにするのもありだと思います。

つみたてNISAと併用してiDeCoでは楽天VTIを買い、コストが最安のインデックスファンドはつみたてNISAで資産クラスを分けて買うなどもできます。持っている資産全体のバランスを考えて決めるほうがいいでしょう。

投資にまわせる資金にもよりますが、基本的にiDeCoは運用益が非課税なのでリターンを大きく狙える商品を選びたいです。債権などローリスクの商品は特定口座などで買うなど、分けるほうが合理的だと思います。

それではこの2つの商品について詳しくみていきましょう。

楽天・全米株式インデックス・ファンド

ベンチマークはCRSP US トータル・マーケット・インデックス。

これに連動するバンガード・トータル・ストック・マーケットETF【VTI】を買い付ける投信です。

CRSP US トータル・マーケット・インデックスは約4000銘柄からなり、米国のほとんどすべての株式に投資してるといっていいでしょう。

その他米国株インデックスの代表的な指数としてはS&P500(500銘柄)、NYダウ(30銘柄)がありますが、その2つより分散性という観点からいうと優れていると言えます。

信託報酬は0.1696% バンガードVTIの信託報酬は0.04%なのでそれに比べるともちろん高いですが、投信として手軽に買えます。しかもiDeCoという節税メリットが受けれる制度で買えるというのは素晴らしいですね。

実質のトータルコストとしては今のところ約0.3%ほどになるみたいですが、それでも十分低コストといえるでしょう。(実質コストはこれからもう少し下がってきそうです)

まだまだ米国経済は成長するという考えであれば、この楽天VTIが本命になってくると思います。

楽天・全世界株式インデックス・ファンド

こちらはバンガード・トータル・ワールド・ストックETF【VT】を買い付ける投信です。

ベンチマークはFTSEグローバル・オールキャップ・インデックス。

日本、アメリカ、ヨーロッパなどの先進国、中国やインドなどの新興国も含めた45カ国以上の大・中・小型株まで含めた約7600銘柄から構成されています。これ1本で全世界の株式に投資できます。

比率としては大体ですが

日本(約8%)・先進国(約86%)・新興国(約6%)

先進国86%のうち米国は約50%強くらいです。

信託報酬は0.2296%程度

最近は全世界株式の投信の信託報酬も下がってきてるので、最安値までとはいかないですが十分低コストといえるでしょう。

全世界株式の小型株まで含まれているのでかなり分散という観点からいうと優れています。

自分でポートフォリオを組むのが面倒くさい方などは、1本で全世界に投資できるのでおすすめです。

その他のおすすめ商品

楽天証券のiDeCo商品は、上で紹介した2つ以外は正直そこまでおすすめと言えるものはありません・・・

他の最低コストのインデックスファンドと比べるとコストが少し高いからです。

とは言っても許容範囲ではあると思うので、楽天証券のiDeCoで他の資産クラスを取り入れる場合は一番低コストの投信を選べば間違いないと思います。

参考として↓

国内株式

三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド 信託報酬 0.1728%

ベンチマークはTOPIX

先進国株式

たわらノーロード先進国株式 信託報酬 0.2160%

ベンチマークはMSCI コクサイ・インデックス

新興国株式

インデックスファンド海外新興国(エマージング)株式 信託報酬 0.5940%

ベンチマークはMSCIエマージング・マーケット・インデックス

iDeCoで最低コストでポートフォリオを組むなら、SBI証券(セレクトプラン)かマネックス証券あたりのほうがおすすめです。

まとめ

楽天証券はiDeCoの維持手数料は最低水準の金融機関です。

そして上には書いてなかったですが受給方法も自由度が高いです。

一部を一時金で残りを年金で受け取る(併給)ができるのと、年金を受け取るときに5~20年の範囲で1年単位で変更できます。

受け取り方によって税金が変わってくるので、自由度が高いほうが絶対に有利です。

商品に関しては楽天VTI、楽天VTをメインとして考えているなら楽天証券1択でしょう。

この2つを買うつもりがないならあえて楽天証券を選ぶ理由は今のところはなさそうです。

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